高田歯科医院

  • 【診察時間】9:30~12:30 / 14:30~19:30 【休診日】木曜・日曜・祝日
    ※土曜午後は14:00~18:00

  • 0742415218

  • お問い合わせ

インプラント

インプラントとは

インプラントとは、抜歯したところに歯を作る治療方法です。
「自然な見た目」と「自然な付け心地」を実現し、「味覚の喪失」も回復し、おいしい食事をお召し上がりいただけます。

インプラントの仕組み

  • 上部構造:
    アバットメントに装着する人工歯
  • アバットメント:
    インプラント本体に接続されている土台
  • フィクスチャー:
    あごの骨に埋入されている人工歯根部

インプラント治療のパターン

外傷などで歯が割れた場合

外傷などで歯が割れたり、抜けた場合は、適切な処置の後にインプラント治療が可能です。

ブリッジや入れ歯からインプラントへ変更する場合

部分入れ歯からインプラントに移行する場合は、特に問題がなければ通常のインプラントと同じ治療法が用いられます。
ただし、治療前には部分入れ歯のバネをかけている両隣の歯もよくチェックする必要があるでしょう。

歯周病などで骨欠損があり骨移植が必要な場合

歯槽膿漏やむし歯で歯を失うと、歯ぐきが痩せたように見えますが、これは歯を支えていた「骨」が溶けてしまうことが原因です。このような場合、骨や歯ぐきを移植することで、元の健康な状態に戻すことができます。骨移植とは、骨の再生を図る治療のことで、歯周組織再生療法の1つです。
インプラント治療の成功の第一条件は、まずはインプラントを支えるための骨に十分な深さと幅があるかどうかにあります。

骨不足でインプラントができないと言われた方

骨が足りないから、インプラント治療ができないといわれた方に、「インプラント治療ができない」のではなく、その術者は、骨を作りインプラント治療する知識と技術を持っていないということです。インプラントを埋入するためには十分な骨が必要となります。具体的には埋入するインプラントの長さ(最低10mm)以上の骨と、インプラントの周囲に1mm以上の骨が必要になります。インプラント治療に対して、骨がない場合には、骨を誘導したり、骨移植を行ったり、サイナスリフトやソケットリフトなどで上顎洞といわれる空洞に骨を作るなど、「既存骨の上や周囲に新しい骨を増やしたり、作ったりすること」によって、インプラント体を骨の中に埋入することが出来るようになります。

GBR法(骨再生誘導法)

GBR(Guided bone regeneration)とは、骨が失われた部位に人工骨(ハイドロキシアパタイトやB-TCPなどのリン酸カルシウム系の材料)や自家骨(自分の骨)を移植したり、メンブレンやチタンメッシュ等を用い骨増生のためのスペースを確保し、骨の再生を図る治療のことです。
インプラントを埋め込むのに十分な骨の厚み、幅がない場合、用いられるテクニックで、インプラントを埋入する手術の前に必要な骨を作ってしまう場合と、手術の時に同時に行われることがあります。
抜歯してすぐに行うインプラント(抜歯即時埋入法)でも、この治療法を応用することがあります。

サイナスリフト

上顎臼歯部(奥歯)の上部には上顎洞と呼ばれる空洞がありますが、人によってはこの空洞が大きく、また、歯がなくなると歯槽骨も吸収しますので、上顎においては歯槽頂側と上顎洞側から骨吸収が進行することも少なくないのです。そのため、上顎の臼歯部にインプラント体を埋入する時に、必要な量の骨が確保できない事があります。

この場合にインプラント体を埋入する骨を確保するために、サイナスリフトという方法があります。上顎洞粘膜(シュナイダー膜)を上顎洞から剥離して挙上し、その挙上によってできたスペースに人工骨や他部位から採取した自家骨を移植する事により上顎洞底に骨を作り、インプラント埋入手術に必要な骨の厚みを獲得する方法です。

ソケットリフト

インプラント体を埋入するときに上顎の奥の骨が薄い場合、上顎の骨を少しだけ残してその骨ごと上顎洞を覆っている粘膜(シュナイダー膜)を持ち上げ、そこに骨を増やしてインプラントを同時に埋め込む方法です。

入れ歯からインプラントに変えたい方

入れ歯を入れると吐きそうになる。
入れ歯を入れると話しずらい(聞き取りにくいと言われた)。
どうも入れ歯では噛みにくい。
・・・・など、以上のお悩みを解決する方法があります。

それは、インプラント(人工歯根)治療です!
無くなった歯の本数と同じ本数のインプラントを植立することにより、
その部位にもう一度、歯が生えてきたのと、ほぼ同じ状態にできます。
インプラントにより、入れ歯よりも、よく噛め、見た目にも良好な状態になります。
これらがインプラントの長所です。

インプラントを入れることにより隣の歯の負担がかなり軽くなります。
短所として、

  • 保険外の治療のため費用がかかる
  • 外科的処置を伴うため腫れたり微熱が出ることがある
  • 入れ歯より治療期間が長くなることがある

などが挙げられますが、今まで入れ歯を入れると吐きそうになる等の事情で入れ歯で苦しまれていた方には最適な治療方法の一つです。

料金

診断料 ¥110,000(税込)
手術 ¥330,000(税込)
上部構造 ¥132,000(税込)
骨造成術(GBR) ¥220,000(税込)
ソケットリフト ¥110,000(税込)
プロビショナル(仮歯) ¥5,500(税込)

インプラントの注意点

  • 外科手術が必要になるため、患者さんに体力的な負担がかかります
  • 見た目や噛んだ時に違和感を覚えることがあります
  • 術後も定期的なメンテナンスをしないと、機能が落ちやすくなります

インプラントのよくある質問

Q

インプラント手術は入院が必要ですか?

A

インプラントの手術は抜歯と同じ局所麻酔で行います。入院の必要はありませんし、手術後少し休憩をとって頂きすぐにご帰宅できます。不安が強い方は、静脈内鎮静法という麻酔でうとうと寝ている間に手術を終わらせることもできます。

Q

どのくらいで噛めるようになりますか?

A

手術当日~数ヶ月(仮の歯が入るまで)インプラント手術に対して十分な量の骨がある場合、手術当日から仮の歯でお食事していただける場合もあります。骨造成をした場合、骨が軟らかい場合は、インプラントと骨がしっかりと一体化してから、インプラントで噛んでいただけるようになります。いずれも、あごの骨や歯の状態に左右されるので、歯科医師によく相談して下さい。

ページトップへ
採用情報